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Project - Cambodia

【カンボジア王国/Kingdom of Cambodia】

 

カンボジアはインドシナ半島の小国ではあるものの、世界文化遺産に登録されているアンコールの巨大遺跡群があることで知られています。

なかでも美しい造形美とミステリアスな謎を秘めたアンコール・ワットは、アンコール遺跡の集大成とされ、世界各地からの観光客をひきつけています。

アンコール遺跡への起点となるシェムリアップには、近年大型ホテルが相次いでオープンし、観光客の受け入れ態勢も年々整備されつつあります。

 

○面 積

18万1035km2(日本の約50%)

○人 口

約1338万人(2008年)プノンペンの人口は約134万人(2008年)。

たんぽぽからの支援

 

2006年から2010年の間にきれいな水を届けたいという想いで、カンボジアの4つの小学校に給水塔が建設されました。給水塔を稼働させるために援助を行っていましたが、現在支援のフィールドがフィリピンへ移行したため、支援終了を終了しました。

 

各校の学校の概要です。

アーリャンニャンセイ小学校はシェムリアップ市の農村部の小学校の中でも大きな小学校の1つです。在校生も1000人を超え、学校自体も大きいです。シェムリアップ市の都市部から農村部に入る入口に位置しています。2010年の現状では故障もなく、特に問題はなし。

 

オウ小学校はアーリャンニャンセイ小学校よりもさらに奥地で、都市部から離れています。小学校の規模もアーリャンニャンセイ小学校よりも小さく、生徒数も2分の1なので、さほど大きくないです。2010年の現状では、2009年に故障していた蛇口は校長先生が修理したので特に問題はなし。

 

コスロック小学校はオウ小学校よりもさらに奥地に入り、都市部からも離れています。面積もオウ小学校よりもさらに狭く、小さな小学校です。生徒数もオウ小学校の半分の生徒数です。生徒数は少ないですが同様に先生の人数もとても少ないです。2010年の現状は、パイプからの水漏れがありました。健康状態は改善されました。

 

ランポック小学校は新しい学校ということもあり、生徒は3学年までしかおらず生徒数も83人ととても少ないです。コスロック小学校よりもさらに奥地に入り、周りは田んぼという農村部の中心に近いところです。2010年の現状は特になしです。健康状態は良くなりました。

 

2013年度の最終調査では・・・

支援終了を目的としているため、4校の校長先生と各校の現状に合わせた内容の同意書を作成して、支援終了の了承を得てきました。たんぽぽからの支援がなくても使い続けてほしいという想いから、給水塔・きれいな水の大切さをテーマとした紙芝居、さらに実際に給水塔の水が、井戸水より綺麗なのか知ってもらうために水質調査キットを持参し、現地の生徒や先生の前で水質調査を行ってきました。

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