top of page

Project - Philippines

【フィリピン共和国/Republic of the Philippines】

 大平洋に浮かぶ7107もの島々からなる国、フィリピン。 

アジア特有の雰囲気の味わえる大都市・マニラ、美しく快適なビーチリゾート・セブ。マリンスポーツ、エステ、ショッピングなど、フィリピンはバラエティ豊かな楽しみ方のできるプレミアムリゾートアイランドです。

 フィリピンはヨーロッパ・アメリカ・アジアの生活様式と文化が一堂に会しており、イスラムや仏教国の多いアジアの中では唯一のカトリック教国です。歴史的に日本との関わりも深く、東京からマニラまで約4時間、日本最西端の与那国島からフィリピン最北のイアミ島の間はわずか480kmしか離れておらず、時差も1時間しかありません。

 

○面 積
フィリピンの総面積は29万9404(日本の約8割)。7107の島々から成っています。
○人 口
9,586万人(2011年、出所:IMF)。うち、首都メトロ・マニラの人口は約1,155万人。

(引用:http://www.premium-philippines.com/index.html

格差問題

 

 首都マニラには、たくさんの高層ビルが立ち並んでいます。高層ビル街から、車で10分ほど走るとスラム街があります。現在、マニラに200~300あるといわれています。中でも、ゴミ山(スモーキーマウンテン)周辺のスラムは、非常に厳しい生活環境におかれています。

 そしてスラムで暮らす人々は、ほんのわずかな収入しか得られないのです。農村でも、大邸宅に暮らす大地主がいる一方で、土地を持たず、台風で屋根が吹き飛んでしまうような家に暮らす人々がいます。農村部には、十分な収入を得られる仕事はとても少なく、食べるのにも困難な生活を送る人々が多数存在しています。

 

 フィリピンの貧困層の人々、日収1ドル以下の人々は総人口の約13.5%(国際食糧政策研究所・2007年11月データ参考)を占め、日収2ドル以下までに広げると、総人口の約50%(世界開発銀行・2007年データ参考)を占めているのです。つまり、学校に通ったり、医療を受けることが困難な状態の人がたくさんいるということです。

 以上のことから、フィリピンの経済格差はとても深刻な問題であることがわかります。

(引用:http://panasonic.co.jp/citizenship/welfare/ryukoku_kouza/series_1/index_6.html

たんぽぽからの支援

 

たんぽぽでは、格差問題解消のためのひとつとして、教育をテーマにした支援を考えています。

そこで2012年より職業訓練学校に通う学生を対象に奨学金をOPTIONSを介して、寄付しています。

また、マンダウエ市内のインフォーマルセクター(低所得者層を中心とした居住エリア)にて、住民調査を行い、今後の支援に関して検討を続けています。

 

また、2013年11月に発生したハイエン台風の支援として、三島市内で募金活動を行い、OPTIONSを介し、セブ島北部地域の漁村へ対して、緊急物資支援などを行いました。

2014年夏には、やしの実の会とOPTIONSを中心に、収入回復を目的として、漁業用ボートを20艘、同村へ寄付しました。その際、ゼミ生も現地に赴き、海岸の清掃活動や日本の文化を教えるワークショップなどを行い、交流をしました。

 

・OPTIONS

OPTIONSは現地のフィリピン人の方が1995年に設立したNGOです。フィリピン セブ島の都市貧困層の組織化を進めるとともに、マンダウエ市の16ヶ所のバランガイ (日本の町にあたる)でスラムに住む人々の健康、雇用問題など様々な相談に乗っています。具体的には、ソーシャルワーカーの派遣、母親グループの副収入プロジェクトの提案、子供グループの組織とそのグループの自主的活動場の提供、といった支援を意欲的に行っています。OPTIONSはマンダウエ市の社会福祉局とオランダの教会関係団体からの支援を受けて、1997年に中小工場街の一角に「ドロップ イン ハウス」を設立しました。「ドロップ イン ハウス」には6歳から18歳位まで子供達が、2003年には220名来ています。

本部所在地
Cortes Compound,San Antonio St., 
Barangay Cambaru,Mandaue City 6014, 
CEBU, PHILIPPINES 

WebSite http://www.optionsincph.org/

bottom of page